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COOL CHOICE インフォメーション

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「異常気象」と「気候変動」の違いは「変化の継続期間」
気候変動とは

倉敷商業高校放送部がお伝えします「クールチョイス インフォメーション!」
今週のテーマは「気候変動」

気候変動と聞いてどんな状況を思い浮かべますか?

学校でインタビューしました。「気候変動と聞いてどんな状況を思い浮かべますか?」
ex「竜巻ですか?」
ex「大雨!」
ex「暖冬?」

毎年のように、日本各地で大雨の被害が出ています。ニュースを見るたびに「異常気象だな」と思います。

「暑い日が続くと異常気象、雨がたくさん降ると異常気象、暖冬でも異常気象。これだけ異常気象といえる気象状況が続くなら、それはもう異常気象ではなく、通常の気象ではないかと思ってしまいます」

そうですね。さて、この「異常気象」という言葉と、今回のテーマの「気候変動」という言葉は意味が違うんです。どのように違うか、説明できますか?

「気候変動」は体調や食べ物の生育にも影響する

2つの言葉は、変化の継続期間が違います。「異常気象」は、変化の継続期間が数ヶ月程度。対して、「気候変動」は、変化の継続期間が10年から何十年というスパンです。「クールチョイス」で言われる「地球温暖化」は、気候変動にあたります。

気候変動は加速しています。あまりに加速しているので、「WWF公益財団法人 世界自然保護基金」は危機感をもって「気候危機」と呼んでいます。WWFは、気候危機が進んだ近い将来の各都道府県の姿を描いた「未来47景」を、ホームページ上で紹介しています。岡山県を見てみると、岡山駅の桃太郎像の前で、サングラスをかけて眩しそうにしているノースリーブの女性の絵が描かれています。左手で日差しを遮っている姿が、後ろの桃太郎像とそっくりです。そして、「鬼より暑さを退治せよ」というキャッチコピーがついています。「瀬戸内海沿岸は、真夏日や猛暑日の発生日数が多く、たとえ桃太郎でも、そんな未来では鬼退治に行く前に熱中症で参ってしまうかも。異常気象による桃の生育不良も心配です」と書いてありました。近い将来、と言いながら、夏場、このような格好の女性はすでに岡山駅前にはいらっしゃるかもしれません。

気候変動対策を求める若者の中心的存在がグレタ・トゥーンベリさんです。スウェーデンの環境活動家、17歳。去年の国連気候行動サミットでのスピーチが印象的でした。私たちと同じような年齢のグレタさんほどの行動は、なかなか私たちにはできませんが、温室効果ガスの削減に向けて常に賢い選択を心がけていこうと思います。元気印の桃太郎が熱中症になってしまったら昔話が変わってしまいますもんね。

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